ハメネイ師、ウクライナ機墜落の調査結果公表を指示

イランの最高指導者ハメネイ師は、首都テヘランで誤って撃墜されたウクライナ機の調査結果を公表するよう当局に指示した。イラン・イスラム共和国放送(IRIB)が報じた。
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イラン、ウクライナ機を敵機と誤認
IRIBは「最高指導者に国の防空における悲惨な過ちが報告された後、直ちに、最高指導者は調査を行うためイラン国家安全保障最高評議会の緊急会合を招集し、原因と調査結果が会合後に公正かつ透明に公表されることを確認した」と伝えた。


イランでボーイング機墜落

イランの首都テヘランで8日、ウクライナ国際航空のボーイング737-800型機が墜落した。キエフ行きのボーイング機は、テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した直後に墜落した。

同機に搭乗していたイラン人、ウクライナ人、カナダ人、ドイツ人、スウェーデン人、アフガニスタン人の乗客167人と乗員9人の計176人が死亡した。

航空機による悲劇は、バクダットでの米国の特殊作戦によるイランのソレイマニ司令官の殺害後、米国とイランの関係が悪化したことを背景に発生した。米国政府は、ソレイマニ司令官は米国への攻撃を計画していたと主張しているが、しかし、いまのところ具体的な情報は示されていない

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