トランプ氏によると、補償金には、基地、飛行場、大使館の建設に米国が費やした資金が含まれる。
またトランプ氏は、イラクで米軍撤退が求められているのは公の場のみであり、「個人の範囲」ではこのテーマには触れられていないと指摘した。
トランプ氏は、どのような形で米国はイラクから補償を得るのかとの質問に対し、米国にはイラクが口座に入れた350億ドルがあることに言及し、「イラクが支払うか、またはこの金がそのまま口座に残ると考えている」と述べた。
イラクで米国がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官殺害作戦を実施した後、イラクの政府や議会では米軍の撤退が求められた。イラクはソレイマニ司令官に対する攻撃を米軍駐留条件違反とみなした。
イラク議会は5日、同国に駐留する外国部隊の撤退を求める決議を可決した。イラク軍のアブデリ・ケリム・ハルフ総司令官は6日、米軍撤退メカニズムの準備はすでに始まったと述べた。
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