2019年10月に発生したオーストラリアでの森林火災は、今もなお続いている。火災は大規模で全土8州のうちすでに7州が見舞われている。
この火災では4人の消防士を含む25人が死亡し、民間および公共施設およそ1万軒が破壊された。そして悲しいことに何十億頭もの動物の命が失われている。
今、同国の住民、ボランティア、救急隊員は森林に生息する動物、とくに小型動物を助けようと試みている。
そうした小動物の一種がイワワラビー。キーンエネルギー環境大臣は、自身のツイッターで「イワワラビー」救出作戦を紹介。イワワラビーが生息する南東部ニューサウスウェールズ州全域に国立公園野生動物局の職員が約千キロもの食料(主にサツマイモとニンジン)を投下したと報告し、この作戦過程の写真を投稿した。
ワラビーは、カンガルー科の哺乳類で普通、カンガルーより体が小さい。
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