ウクライナ機撃墜 EUは対イラン制裁の根拠とは見なさず

EUはウクライナ機撃墜を根拠にイランに対する一方的な制限措置を行う構えにはない。ロシアのマスコミ各社が欧州議会内の消息筋からの情報として報じている。イランは当初撃墜を否定していたものの、11日、誤って撃墜したことを認めた。
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消息筋は、「ウクライナのボーイング機撃墜に関してEUは現段階で対イラン制裁を発動する根拠があるとはみなしてはおらず、まず捜査の結果を得るのが先だととらえている。イランがこの悲劇的事件の責任を認めたことは正しい方向へと向かう第一歩となった。今後は多くは国際的な捜査の行方とこの問題におけるイランの開示性の度合いにかかってくる」と語っている。

消息筋は、欧州議会は撃墜事件とイラン核プログラムの包括的共同行動計画の行方を1月20日に検討すると明かしている。

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