ロシアの運命は人口状況にかかっている=プーチン大統領

15日、プーチン大統領は年次教書演説を行い、ロシアでは出生率が再び低下しており、現在の人口状況は戦時中より悪くなる可能性があるとし、ロシアの運命とその歴史的展望は人口数にかかっていると述べた。
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プーチン大統領は年次教書演説を人口に関するテーマから始め、ロシアの運命とその歴史的展望は生まれた子どもの数にかかっていると指摘した。

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現在、ロシアの人口は約1億4700万人。2019年の総出生率は1.5、1943年は1.4だった。プーチン大統領は、ロシアは人口統計学的に緊迫した時期に入ったと強調した。

プーチン氏は「その特徴は、2000年代半ばから講じられた措置のおかげで、人口数で肯定的な結果を得ることができ、ある時期には人口の自然増加さえ起ったということにある。そのため、ロシアでは学童が増え続けている。しかし現在、家族をつくっているのは1990年代の人口数の少ない世代であり、出生数は再び減少している」と説明した。

プーチン氏は、2020年代半ばまでに出生率を1.7まで上昇させるよう呼びかけた。

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