伊方原発3号機、運転差し止める仮処分決定

広島高等裁判所は17日、四国電力伊方原子力発電所3号機(愛媛県)について、運転を差し止める仮処分の決定を出した。NHKが報じた。
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NHKによると、現在、3号機は定期検査中で、4月に検査が終了する予定だが、検査終了後も運転できない見通しとなった。四国電力は、異議を申し立てる方針。

山口県の住民3人による伊方原発3号機の運転差し止めを求める仮処分の申し立てでは、伊方原発からどれだけの距離に活断層があるかや、約130キロ離れた阿蘇山(熊本県)で巨大噴火が起きた場合の影響などが争点だった。

森一岳裁判長は、伊方原発の近くに活断層がある可能性を否定できないとし、阿蘇山の噴火による影響は過小評価されているとの判断を示した。NHKが報じた。

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