中国・武漢のウイルス タイ空港で安全対策強化

タイ保健省は、中国・武漢市で確認された新型コロナウイルスの蔓延を防ぐため、全国の空港や病院の警戒レベルを最高位に引き上げた。バンコク・ポストBangkok Post紙が報じている。
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同紙によると、このような措置は中国の旧正月が近いことから講じられたもの。多くの中国人旅行客はこの時期を過ごすためにタイにやってくる。タイ保健省スフム・カンチャナピマイ次官によると、中国から直行便で同国空港に到着する旅行客を専門家が検査するという。同保健省はまた、感染者の治療に関して国内全ての病院に指示を出した。

中国政府は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が蔓延していることを発表した。専門家は現時点で、病原は新型コロナウイルスとしている。武漢市当局は新型肺炎の最初の死亡者について1月11日に発表した。2人目の死亡が1月15日に確認されている。

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