ネットフリックス ジブリ作品を全世界配信 日米加は対象圏外

20日、米国の映像配信サービス「ネットフリックス」は、スタジオジブリの21作品を日米とカナダを除く世界約190ヶ国で配信することを発表した。最大20の言語による吹き替え、28言語の字幕による配信が2月1日からスタートする。ブルームバーグが報じた。
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これにより、アジア、欧州、何米、中東、アフリカのネットフリックス・ユーザーがジブリの名作『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』などの作品を母国語で視聴することが可能となる。

昨秋の日本経済新聞の報道では、米ワーナーメディアが5月に開始する動画配信サービス「HBO Max」でジブリ作品の配信が決まっていた。

動画配信サービスを開始するのは米ワーナーメディアだけではない。2019年、Apple社は定額制動画配信サービスを開始した。これは、同じく定額制で動画配信するネットフリックスに対抗する形となっている。朝日新聞によると、米ウォルト・ディズニーも2019年末に開始した配信サービスでは会員数が1日で1千万人を突破している。

サービスカナダの投資銀行会社「BMO Capital Markets」によると、ネットフリックスは2020年、コンテンツに170億ドル以上を投資するという。米エンターテイメント専門「バラエティ」が報じた。同社は世界規模での人気作品の配信契約を意欲的に行っていくものとみられている。

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