しかし、この感染者は感染源とされている武漢市を訪問しておらず、当地を訪れたのは彼らの近親者で、彼ら自身が感染し、家族にウイルスを伝染したと考えられている。
専門家は、同様に医療従事者の感染ケースもあり、現在、医師14人の発症が明らかになっていると述べた。
昨年12月末、中国当局は武漢で原因不明の肺炎の発生が相次いでいると発表した。専門家らは、暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。1月20日の時点で、武漢では新型コロナウイルスの感染者が198人に上り、うち3人が死亡している。香港、日本、タイでも感染が確認されている。