ダーイシュ(IS)新指導者はサルビ容疑者=ガーディアン紙

テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」の新指導者は、アミル・モハメド・アブドル・ラーマン・マウリ・サルビ容疑者。昨年殺害されたバグダディ容疑者の後継者となる。英ガーディアン紙が、情報当局者2人の情報をもとに報じた。
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サルビ容疑者は、ハッジ・アブドラやアブドラ・カルダシュの別名でも知らており、ダーイシュの創始者の1人とみられている。同容疑者はイラク北部タル・アファル生まれで、トルクメン系。ダーイシュの幹部の中では数少ない非アラブ系の指導者。

情報当局者によると、サルビ容疑者はモスル大学でイスラム法の学位を取得しており、ダーイシュの主要なイデオロギー擁護者の1人となった。

サルビ容疑者は2004年に米軍に拘束され、イラク南部にあるキャンプ・ブッカ収容所に収容され、そこでバグダディ容疑者と知り合った。

米国務省は2019年、サルビ容疑者の居場所に関する情報に500万ドルの懸賞金をかけた。


トランプ米大統領は先月27日、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」の指導者バグダディ容疑者の死亡を発表した。トランプ氏によると、特別作戦ではバグダディ容疑者の子どもや大勢の戦闘員も死亡した。

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