モスクワと岐阜の宇宙博物館が連携へ

ロシアと日本の宇宙分野における協力が進む中、航空宇宙産業の振興に取り組む岐阜県の宇宙博物館が、モスクワの宇宙飛行士記念博物館と協力の覚書を交わし、今後連携してイベントなどを開催することになった。NHKが報じた。
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協力の覚書を交わしたのは、岐阜県各務原市の「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」と「モスクワ市立宇宙飛行士記念博物館」。モスクワの博物館で21日に開かれた覚書の締結式には、双方の館長やロシアの宇宙飛行士などが出席した。

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式典で岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の松井孝典館長が「宇宙開発の先進国ロシアの偉業を示す貴重な資料が豊富にあり、今後の連携に期待したい」と挨拶した。

モスクワ市立宇宙飛行士記念博物館のアルチュヒナ館長も「良好な協力関係を築いていけると確信している」とそれに応じた。

モスクワの博物館には、世界初の有人宇宙飛行を成し遂げたガガーリンが飛行直前に検査した際の心電図や、宇宙飛行した2匹の犬のはく製などが展示されている。

岐阜県の博物館では国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」の実物大の模型などが展示されており、今後それぞれの展示品を貸し出して共同のイベント開催を目指すとしている。

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