22日、ショートプログラムを首位でスターとしたチェコのミハル・ブジェジナ選手は89.77ポイントを獲得した。アリエフ選手は自身の演技で88.45ポイントを獲得し、3位となったもう1人のロシア選手、アルトゥール・ダニエリアン選手は84.63ポイントだった。同大会に出場している3人目のロシア代表選手のアレクサンドル・サマリン選手は74.77ポイント13位という結果だった。
全ロシア選手は、1月23日に予定されるフリーの演技に出場する。
グランプリファイナルの入賞者ケヴィン・エイモズ選手は、ショートプログラムが26位に終わったことから、欧州選手権のフリーでは演技を行なわない。今シーズン、エイモズ選手はグランプリファイナルで3位に入賞し、シリーズ段階で銀メダルと銅メダルを獲得、またフランス選手権では優勝している。
記者に対しアリエフ選手は、「気分が良く、これまでになく落ち着いています。これが演技を充実させたのだと思います。満足しています。アクセルジャンプは修正が必要となり、このジャンプには納得していません。ルッツからトウループへのコンビネーションジャンプは、十分ではなかったとは思いません」とコメントした。
欧州選手権のライバルについて問われ、同選手は、「最大のライバルはドミトリー・アリエフ」と強調した。