スーダンの動物園 飢えでライオンが危機的状況に

スーダンの首都ハルツームにあるファミリーパーク「エル・クラシ」の動物園で、飢えと脱水のためライオン1頭が死に、さらに4頭が危機的状況に陥っている。アラブの衛星テレビ局アルジャジーラが報じた。
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地元の動物愛護活動家オスマン・サレフ氏が、ハルツームの動物園の汚れた檻の中に横たわる、やせ衰えたライオン2頭の写真をSNSに投稿した後、スキャンダルとなった。

数人の獣医師と活動家が動物園に駆けつけたところ、危機的状況にあるライオン5頭が見つかった。

1頭は、飢餓による衰弱と病気によって間もなく死んだ。

ライオンたちには、数年間にわたって必要な食料が与えられておらず、少なくとも過去4か月間は完全に飢えた状態にあった。

現在、獣医師とボランティアたちが生き残ったライオンを救おうとしており、しかるべき受け入れ先を探している。活動家たちは、「アル・クラシ」の動物園を閉鎖し、管理運営者を処罰するための運動を開始した。

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