中国湖北省の10都市で交通機関の停止へ 拡大の阻止目指す

新型のコロナウイルスによる感染が拡大する中国湖北省では武漢市を含め、省内にある10都市で公共交通機関の運行を停止することを発表した。この措置により、同省は肺炎拡大の阻止を目指す。
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23日10時の時点ですでに交通機関の運行停止が発表されていた省都の武漢市に加え、新たに赤壁市、鄂州市、黄岡市、仙桃市、潜江市、黄石市、恩施市、咸寧市といった都市でも同様の措置が取られることとなった。

行政によっては23日の夕方から公共交通機関の運行を停止していた模様。

中国当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

​1月24日の時点で830人以上が感染と25人の死亡が確認された。中国のほか、米国ロシア、韓国、日本、タイでも感染者が確認されている。

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