猛突進の魚に首を貫通 少年が命拾い インドネシア【写真】

インドネシアで、危険な魚の「ダツ」に首を刺された少年が一命を取りとめた。ムハンマド・イドゥール君(16)は18日、同国南東スラウェシ州沖で両親と釣りを楽しんでいたところ、突然海面から飛び出したダツに襲われた。英タブロイド紙「デイリー・メール」が報じた。
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ダツは全世界の熱帯・温帯域に生息する海洋漁。その細長い体に、尖ったくちばしが特徴だが、一番恐ろしいのはこれが時速60kmのスピードを保ったまま、そのくちばしで相手を突き刺す点だ。

​ムハンマド君の場合、ダツのくちばしは首の横からうなじまで貫通していた。

インドの週刊誌「インディア・トゥデイ」によると、ムハンマド君はすぐに病院に搬送され、ダツを取り除く手術を受けた。手術は成功し、ムハンマド君は順調に回復しているが、感染のリスクがあるため今も入院中だ。

ダツによる死傷事故は、世界中で起きている。1977年、ハワイで父親と夜釣りをしていた少年(10)がダツに目と脳を貫通されて死亡。さらに2018年12月、タイ海軍の士官候補生だったクリアングサク・ペンパニチさん(22)も訓練中にダツに首を刺されて死亡している。

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