コストルナヤは、欧州フィギュアスケート選手権ショートプログラム(SP)終了後、記者団に「新年の休暇の後、すべてのジャンプをもう一度習得しました。体がまったく言うことをききませんでした。リンクに上がっても、どうやって滑ったらいいかわかりませんでした」と語った。
またコストルナヤは、新年の休暇中に成長したとし、「もし休暇中に身長が2センチ半伸びたなら、何かおかしなことが起きているのもわかります。それが今起きました。私は成長しました。でも、これが何らかの形で影響したとは思っていません」と述べた。
コストルナヤ選手は欧州選手権のSPを終えて首位に立っている。ノーミスの演技で84.92点を獲得した。世界最高点まで、あと1点弱だった。
2位はアンナ・シェルバコワ、3位はアレクサンドラ・トルソワ。
フリースケーティング(FS)は、日本時間26日未明に行われる。
アリョーナ・コストルナヤ GPファイナル2019チャンピオン ロシア選手権2020銀メダル
コストルナヤはフィギュアスケートの「新たな現象」 と評されている。コストルナヤには弱点がない。 専門家らの見るコストルナヤとは、アレクサンドラ・ トルソワとアリーナ・ザギトワの両方の強みを兼ね備えた存在。 芸術性に富んだスケーティングは自由自在でまるでダンスホールで 踊るかのようだ。それだけではない。 コストルナヤはウルトラCの技に長けている。 得意技はトリプルアクセル。 これを跳べる女子選手はフィギュアスケート史上、 コストルナヤ以外には9人しかでていない。
ショートプログラムでコストルナヤは天使のイメージで舞い、 フリースケーティングではヴァンパイア 映画『ニュームーン/ト ワイライト・サーガ』の主人公を演じている。 コストルナヤはインタビューでヴァンパイア物の映画、 TVシリーズ好きな自分としてはフリースケーティングが特に気に 入っていると打ち明けている。
ショート、フリーともに振付はダニイル・ グレイヘンガウスが担当した。