ロシア、湖北省からロシア国民避難 中国側と協議

在北京ロシア大使館は、コロナウイルスが蔓延している中国湖北省からロシア国民を出国させる件で中国と協議を行っている。中国側は今のところ、同省の外国人滞在については現行ルールを維持したい考えという。現地ロシア大使館が発表した。
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スプートニク通信の問合せに対し、現地ロシア大使館ゲオルギー・エゴロフ広報担当は、現時点の情報として、湖北省には約140人のロシア国民がいると回答した。

現地ロシア大使館は「中国当局は、現時点で湖北省にいる外国人に最大限の支援をすると約束している。今のところ中国側は、現行の滞在ルールを維持する方向でいる。行政のあらゆるレベルにおいてウイルス拡散を制限する策が講じられていると説明を受けた」とコメントしている。

また現地ロシア大使館によると、中国行政は今後も湖北省住民に食料品や日用品の安定供給を保証するとしている。

「外国人は滞在地に留まり、病気の予防措置を厳しく守ることを推奨する」と大使館は結んだ。

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