中国、武漢からの外国人避難の可能性についてコメント

中国外務省の華春瑩報道官は、通信社スプートニクに、中国は、新型コロナウイルスの発生によって封鎖状態にある湖北省武漢市から特に自国民の避難を求める国に対し、必要とされるすべての協力や支援を提供することを明らかにした。
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華報道官は書簡で「特に武漢在住の自国民の避難を求める国がある場合、中国側は国際慣行と中国の反疫学的規則に従ってしかるべき準備を行い、必要な協力と利便性を提供する」とコメントした。

また報道官は、中国側は、湖北省内での外国人の安全と健康の確保を極めて重視しており、引き続き効果的な措置を講じ、外国人の正当な懸念と要求を適時に解決すると強調した。

報道官は「感染は全体として制御可能であり、拡大防止が可能であり、治療が可能である。中国がさらなる感染拡大を防ぐために一連の断固とした措置を講じているのは、まさにそのためである」と指摘した。


中国の新型コロナウイルス

当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

中国のほか、韓国、日本、タイでも感染者が確認されている。中国当局は、新型コロナウイルスが人から人へ感染することを確認した。

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