中国からノボシビルスクに到着した旅客機の乗客、発熱で病院に搬送

ノボシビルスク州ロシア連邦消費者権利保護・福祉分野監督庁のラーダ・サモイロワ副長官は31日、中国からノボシビルスクに30日に到着した旅客機の乗客が発熱で病院に搬送され、その検体が新型コロナウイルスの検査に送られたと発表した。
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ノボシビルスク州保健省によると、入院したのは3歳の少女で、家族と海南島で休暇を過ごしていた。

飛行機の機内で気分が悪くなり、体温を測定したところ、37.7度あったという。

ノボシビルスク州保健省は「全ての関係機関がしっかりと機能した。医師らは飛行機を出迎え、到着直後に少女から検体が採取され、病院へ搬送された際にも再び検体が採取された。生体材料はすでにノボシビルスクのウイルス学・バイオテクノロジー科学センター『ベクトル』にあり、検査結果は31日に明らかになる」と発表した。

サモイロワ氏によると、同機に乗っていた乗客172人と乗員7人に対して予防処置が講じられた。全員が検査を受け、彼らの検体も検査のため「ベクトル」に送られたという。


中国では新型コロナウイルスによる死者が213人、感染者はおよそ9700人となった。さらに中国以外の約20カ国でおよそ100人が感染している。世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。 

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