NASA、約180億キロ離れた探査機ボイジャー2号を復旧させる

米航空宇宙局(NASA)は、障害保護システムによって観測機器の電源がオフになっていた無人宇宙探査機ボイジャー2号が復旧したと発表した。
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1月25日、地球から185億キロ離れた距離にあったボイジャー2号は、観測機器の1つである磁力計を較正するための操作を行うことができなかった。

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消費電力の大きい2つのシステムが同時に作動していたことがわかった。電力不足を回避するため、ボイジャー2号の障害保護システムによってすべての観測機器の電源がオフになっていた。

エンジニアは1月28日までに観測機器及び、消費電力の大きい2つのシステムのうち1つの電源を入れ、復旧させた。

ボイジャー2号とボイジャー1号は1977年に16日の間隔をあけて打ち上げられ、太陽系の探査を行った。

ボイジャー1号は、2020年1月までに200億キロの距離を飛行した。1号は、地球から最も遠くにある人類が製造した物体。ボイジャー2号は、1号よりも先に打ち上げられたが、1号に追いつくことはないという。

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