同記事の著者は、ロシア海軍と米軍海軍がすでに保有している、あるいは間もなく就役する原子力潜水艦をリストにまとめている。また、ロシアのタイフーン型原子力潜水艦などの古い潜水艦はほとんどが退役しているためそのリストから除外されている。
このリストには、「ナショナル・インタレスト」誌が「弾道ミサイルを備えた最も静かな潜水艦」と呼ぶロシアの「ボレイ型原子力潜水艦」のほか、「デルフィン型原子力潜水艦」、「ヤーセン型原子力潜水艦」が含まれている。
同記事の著者によると、ヤーセン型原子力潜水艦は、例えば米国の東海岸から2000キロ離れた五大湖を攻撃できるという。
一方、リストには米国の「オハイオ級原子力潜水艦」と「コロンビア級原子力潜水艦」が入っている。「コロンビア級」は新型の潜水艦であり、2021年に造船が開始、2031年に就役する予定。
「ナショナル・インタレスト」誌によると、リストに掲載された潜水艦の中には非常に強力なものもある。そのうちの1隻は288個もの都市規模の標的を「放射性灰に変える」のに十分な威力を持っている。
同記事の著者は「これらの潜水艦とその艦載兵器は、実際に第三次世界大戦が始まれば、ピザを注文するよりも短い時間で人類の文明を終わらせることができる」と述べている。
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