ロシアでフェイスブックとツイッターに対する訴訟 罰金600万ルーブルの可能性

ロシア連邦通信局は、ロシア国内での個人情報の保管をフェイスブックとツイッターが行なったか確認できなかったため行政訴訟を起こした。同機関のサイトで公表された。
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ロシアの国内法にもとづき、ロシア人の個人情報処理を行なうサイトはロシア領内でそれらを保管しなけれなならない。しかし、フェイスブックとツイッターはロシア法の遵守を証明することができなかった。

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現在、「個人情報に関する法違反」での行政法違反に関するコデックスの条項にしたがい、同企業に対し100万から最高600万ルーブル(約1千万円)の罰金が課される可能性がある。

今後、法違反に関する調書が裁判所に提出される。

2019年、すでにフェイスブックとツイッターはこの件で罰金を科されている。しかし、当時、ロシア国内にはデータ保存を拒否したことに対する刑罰はなかった。フェイスブックとツイッターには、情報提供の拒否に対する条項に従い、3千ルーブル(約5100円)の罰金を科された。

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