米ブルームバーグによると、この少年は旧正月に家族とともに武漢市を訪れていた。その後自宅に戻った一家のうち両親は症状が出たため治療を受けた。少年は熱もなく、健康そうに見えたが、両親の懇願で少年も検査を受けたところ、実際に感染が確認された。
インドのテレビ局NDTVは、この新型コロナウイルスは、2002~2003年に世界的に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)よりも検出と封じ込めが難しいと報じている。
ノースカロライナ大学チャペルヒル校のギリングス・スクール・オブ・グローバル・パブリック・ヘルスのラルフ・バリック教授は「感染を引き起こす脅威が中程度のスプレッダー(保菌者)が地域でウイルスを拡散させている可能性がある。彼らは体調不良を感じていないので病院に行かない」と述べている。バリック教授は数十年にわたってコロナウイルスの研究を続けており、SARSが発生する前からコロナウイルスの脅威について警告していた。
中国の新型コロナウイルス
当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。
新型コロナウイルス 無症状の保菌者が感染を拡大させる危険性
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最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。