ミス・ベルギーのアジア系スーパーモデル 休暇には飛行機を操縦

ベルギーのアントワープ出身で、フィリピン人の両親を持つアンジェリーナ・フロー・プアさんは子どもの頃からモデルをしていた。2016年に「ミス・フィリピン・ヨーロッパ」、2017年に「ミス・アントワープ」でタイトルを獲得し、2018年1月にはアジア系ベルギー人として「ミス・ベルギー」に初めて優勝した。しかし、アンジェリーナさんには美人コンテストの他にもう一つの情熱があったことはほとんど誰も知らなかった。米ニュースサイト「インサイダー」が報じている。
この記事をSputnikで読む

アンジェリーナさんは、飛行機にいつも憧れていた。彼女は旅行が好きで、物事をしっかり管理して行うのが好きだという。

アンジェリーナさんは、飛行機への情熱を自身の人気取りに利用しなかった。彼女はもう一つの夢を公表しようとしなかったのだ。美人コンテストに参加し続けていたアンジェリーナさんは、2014年にパイロットスクールに入学した。

アンジェリーナさんは、パイロットの訓練は決して簡単なものではなかったと語る。授業料は何十万ドルもかかる上に、へとへとになるまで何千時間もの訓練に取り組まなければならなかった。しかも他の問題もあった。男性パイロットからばかにされたことだ。

「男性たちは、女性なんか駐車の仕方さえしらないんだから、地図を読んだり、飛行機を操縦することなどできないとあざけりました。私はこういう言葉に反応しませんでした。私はただ、彼らが全て間違っていたことを証明しただけです」

4年後の2018年、ついにアンジェリーナさんはアントワープで商業用パイロットの免許を取得した。このとき彼女はすでに「ミス・ベルギー」のタイトルを獲得していた。今では、アンジェリーナさんは過酷なモデル業の合間にリラックスするために飛行機を操縦しているという。

関連ニュース

コメント