中国外務省は感染拡大を防ぐため、3日からSNS「微信」のグループチャットを通じて各国の記者の質問に応じている。華氏は定例会見に代わって始まったSNS上の質疑応答で、中国メディアの質問に答えた中で日本についてコメントした。
華氏によれば、新型肺炎の流行以降、在日本中国大使館の公式ツイッターアカウントには多くの「中国がんばれ」といったメッセージが投稿されているほか、日本政府や自治体、企業などからマスクや防護服が贈られている。また、日本ではドラッグストアの店頭などに「武漢がんばれ」と貼り紙がされており、こうした日本の態度に「非常に感動した」とコメントした。
日本での出来事は、中国メディアやSNSでも大きく取り上げられている。華氏は「日本人の温かく良心的な振る舞いに注目している。苦難の時、海外の人々からの中国に対する思いやりに心からの感謝を表したい」とグループチャットに投稿。さらにほぼ同様の文言を読み上げた約2分間の音声もアップした。