横浜港のクルーズ船内で新たに10人が新型肺炎に感染

日本の厚生労働省は6日、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号内で新たに10人の新型コロナウイルスによる感染者を確認した。感染者は同日中に神奈川県内の医療機関に搬送される予定。ロイター通信が報じた。
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新型肺炎にかかっていた香港の男性が乗船していた「ダイヤモンド・プリンセス」号では、発熱や咳などの症状があった120人と、そうした症状のある人と濃厚接触した153人の合わせて273人から検体が回収された。そのうち、現時点で102人の分析結果が明らかとなり、5日に発覚した10人と合わせると、新型コロナウイルスに感染した乗客の数は20人に達した。

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加藤勝信厚労相は5日、乗客乗員3700人のうち273人の検査を行ったと説明しており、現時点で171人の結果がまだわかっていない。

中国の国家衛生健康委員会によれば、新型コロナウイルスが拡大する中国では、肺炎による死者の数が563人に達したほか、2万8,018人の感染が確認された。完治して退院した人の数は1,153人。

新型コロナウイルスによる死者数は2003年に流行した新型肺炎「SARS」による中国での死者数(349人)をすでに上回っている。


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