コナシェンコフ報道官によると、6日深夜2時すぎ、イスラエル空軍のF-16戦闘機4機が、シリアの空域に入らずにダマスカス郊外に対して空対地ミサイル8発による奇襲攻撃を開始した。
シリア政府軍は、イスラエルの攻撃を撃退するため、防空システムを活用した。
この時、ダマスカス国際空港の周辺では、乗客172人を乗せた旅客機エアバスA320型機が着陸進入していた。
旅客機は、無事にシリアの防空システムの迎撃範囲を出て、最寄りの代替飛行場であるフメイミム基地に着陸した。
コナシェンコフ報道官は、世界中で旅客機の動きはよく知られているフライト・レベルで行われており、これはイスラエルのレーダー機器も明確にとらえていると強調した。
1月11日、イラン軍は乗客乗員176人が搭乗したウクライナ国際航空のボーイング737-800型機を撃墜した。旅客機はイランの軍事施設の近くを通過したため、「敵性の標的」と誤認された。
関連ニュース