武漢で入院の日本人男性死亡 新型コロナウイルスに感染か=外務省

中国湖北省武漢で肺炎を発症し、入院していた60代の日本人男性が死亡していたことが分かった。男性は検査の結果、新型コロナウイルスの陽性反応が出て、感染が疑われていたが、検査結果が確定する前に死亡した。日本国外務省の発表をもとにNHKが報じた。
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外務省によれば、亡くなった60代の日本人男性。男性は中国の湖北省武漢で1月16日ごろから発熱の症状があり、武漢の病院に入院していた。

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検査の結果、1月28日に新型コロナウイルスの陽性反応が出たため感染が疑われていたが、検査結果が確定しないまま8日に亡くなった。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中国では、肺炎による死者の数が722人に達したほか、3万4千人以上の感染が確認された。完治して退院した人の数は2,050人。新型コロナウイルスによる死者数は2003年に流行した新型肺炎「SARS」による中国での死者数(349人)をすでに上回っている。


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