坂本選手はジャンプの失敗について3回とも着氷の際のチェックの遅れが原因と語っている。
「今シーズンのいつもの自分が出た感じ。この3つの失敗を耐えたという感じで、なるべく気づかれないように、ごまかしごまかしやっていたのですが、降りるときのチェックが遅かったのがたぶん3つのジャンプの失敗の原因だと思う。回って、引くのが遅くなった。」緊張はしないで済んだ一方で、集中が足りなかったというのが坂本選手なりの分析だ。
坂本選手は前日の練習でもジャンプは成功していなかったと語った。
「(ジャンプは)昨日の練習で悪くて、跳べても跳べなくても最後は自分で決めないといけない。自分を信じてやりなさいと言われたが、信じきれなかった部分があった。」
こう語る一方で坂本選手は挑戦したこと、できたことは、来シーズンにつながるので、いい経験だったと評価し、来シーズンに向けてはケガをしない身体つくりを誓った。
四大陸選手権
2月6日から9日まで韓国ソウルでフィギュアスケート四大陸選手権が行われる。同選手権では米国、アジア、アフリカ、豪州、 オセアニア地域の選手がタイトルを争う。ISU( 国際スケート連盟)加盟国に関しては、 男女シングルは最大各3選手、 ペア及びアイスダンスは最大各3組が出場できる。 今大会は紀平梨花選手、羽生結弦選手、ユ・ヨン選手、 ブレイディ・テネル選手などのスターが出場予定。
坂本選手 ジャンプは3回とも失敗 「集中欠けた」と自戒
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