フィギュア特集

四大陸で日本の新星が誕生 鍵山選手が銅メダルで満面笑み

ソウルで開催のフィギュア四大陸選手権、男子の表彰台に日本は2人の選手を送ることができた。若干16歳で3位に入った鍵山 優真選手は、幼さの残る笑顔で嬉しさをかみ締めていた。大会後の記者会見に鍵山選手は、シニア選手に混じっての大舞台でのメダル獲得、羽生選手への憧れを語った。
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鍵山選手にとっては本大会は成績うんぬんよりも、先輩たちと参加して、自分の能力を試す場だったようだ。緊張なく滑れたことが逆に強みとなった。

「点数、順位はほとんど気にならなくて、自分がどれだけ戦えるかだけを知りたかった。このメンバーで参加できたことが本当に楽しくて、羽生選手は『すげえなぁ』という言葉しか出てこなくて、その精神面の強さを自分も欲しいと思いました。」

鍵山選手は1月のローザンヌ・ユースオリンピックで優勝し、勢いがついている。3月、タリンでの世界ジュニアフィギュアスケート選手権までの橋渡しとして、今回の3位は大きな励みとなった。

「大舞台でこれだけのことができたのは自信につながったのでよかったです。世界ジュニアにつなげたいと思います。」

​がんばれ、鍵山選手! ロシアの男子に強敵が現れた。


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