オーストラリア東部の雨 74日間の森林火災を消火 洪水を引き起こす

強い雨がオーストラリア東部沿岸で発生した大規模な森林火災を消火するも、洪水の原因となった。「ワシントン・ポスト」紙が報じた。
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豪雨は、74日間ニューサウスウェールズ州沿岸で続いた森林火災を食い止めた。この火災は50万ヘクタールを焼き尽くし、シドニーに向かっていた。また、火災により312軒の家屋が被害にあった。

​東部沿岸部では50年間で最大の雨量をこの数日間で記録した。当局は洪水に対応した6つの救助活動について発表している。

​9日、ニューサウスウェールズ州では再び雨が予想されており、また、強風と異常な高潮が警戒されている。

オーストラリア東部では8日、亜熱帯性のサイクロンが通過したため、建物の破損が発生し、被害者の確認を急いでいる。


昨年9月から続く森林火災により、オーストラリアでは1850万ヘクタール以上が燃焼した。専門家によれば、約10億の動物たちが犠牲となり、生存環境が破壊された。

​コアラは絶滅の危機に瀕している。世界中で影響を受けた動物たちをサポートするための行動が取り組まれている。

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