デジタル製品専門メディア「BCN+R」によると、通報を受けた車掌はGPSなどで痴漢行為があった車両を特定し、車内放送で「号車のお客様より痴漢の通報がありました」「痴漢を見かけた方はお知らせください」などの放送を流すという。
テクノロジー専門ニュースサイト「エンガジェット」の報道によれば、実証実験は2回行われる。1回目は2月下旬~3月中旬に埼京線(大宮駅~新宿駅)で実施され、通報のタイミングが予め設定された状況でJR東日本の社員とモニターが参加し、アプリの使い勝手や利用客の反応などを検証する。
2回目は、同じく埼京線で6月以降に実施される。モニターが痴漢被害を認識したらアプリで通報し、車内放送を行う。最寄りの駅員と連携して、警察への通報なども実施する予定。
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