ロシアの傭兵がリビアで活動か=米国防総省

米国務省と米国防総省は2019年10月から12月にかけて最大で1,200人規模の傭兵部隊がロシアからリビアに入ったと指摘している。
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米国務省と米国防総省の指摘によれば、ロシアの傭兵会社「ワーグナー・グループ」所属の部隊がリビアでのプレゼンスを高めている。米国側はその規模を600人から1,200人と試算しており、ロシアの傭兵部隊はハリファ・ハフタル陸軍元帥率いるリビア国民軍に加わったほか、北アフリカでロシア関連の任務に当たっているとした。

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ただし、米国務省、米国防総省ともに情報源を伏せており、傭兵部隊の詳細についても言及していない。


2019年12月12日にリビア東部を勢力下に置くハリファ・ハフタル元帥はサラージ暫定大統領が統治する首都トリポリに対し、最終決着の攻撃開始を宣言した。これを受けて、リビア暫定政府はトルコに陸、海、空の軍事支援を要請した。その後、ロシアとトルコはリビアの紛争解決に向けて対応を調整し、紛争の当事者に対し日付が1月12日(日)に変わる時点から一切の攻撃を停止し、即座に和平協議を開始するよう要求した。

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