国際スケート連盟(ISU)公認大会で4回転ルッツを成功させている女子選手は、ロシアのアレクサンドラ・トルソワとアンナ・シェルバコワのみ。
トルソワは、今シーズン中に4回転ループをマスターする計画だったが、最近は、すでにプログラムに入っているジャンプが上手くいっていない。
ロシア選手権では、コーチ陣が当初予定していた4回転ジャンプを減らすことを決めたが、それでもミスが出た。
ユ・ヨンは、2020年ユースオリンピックで優勝、2020年4大陸選手権では2位、フィギュアスケート韓国選手権では4回優勝している。
ロシア功労コーチのタチヤナ・タラソワ氏は、ユ・ヨンの能力を高く評価したが、まだロシア人選手と十分に戦うことはできないとの見方を示した。
先に通信社スプートニクは、2種類の4回転ジャンプとトリプルアクセルを武器に持つ日本の紀平梨花が、「ロシア3人娘」の危険なライバルになる可能性について報じた。