新型肺炎感染拡大後に「訪日を」 外務省、首相の春節祝辞を削除

外務省は、北京の日本大使館のホームページ(HP)に載せていた安倍晋三首相の中国向けの祝辞を削除した。祝辞は春節(旧正月)を祝うとともに多数の中国人の訪日に期待する内容で、中国での新型コロナウイルス感染拡大後の1月24日から1週間掲載していた。同省は「不適切だった」と陳謝している。
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祝辞で首相は、春節の連休期間(1月24~30日)と、夏の東京五輪・パラリンピック開催時の訪日を要請。「多くの中国の皆さまが訪日されることを楽しみにしています」と呼び掛けていた。連休初日に祝辞をHPに載せると、これを疑問視する書き込みがネット上に相次ぎ、外務省は30日に削除した。

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