現代自動車、再び生産停止 中国からの部品供給不足で

韓国の現代自動車は、新型コロナウイルス(2019-nCoV)の感染拡大による中国国内の企業活動停止の影響で、韓国南東部の蔚山にある組み立て工場5つのうち1つの工場の生産を停止した。聯合ニュースが18日、報じた。 
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工場の生産は20日まで停止する。サブコンパクトカーの「ヴェロスター」やSUVの「コナ」に影響が出るという。なお、蔚山の他の4工場は通常通り稼働している。
工場は同じ理由で今月5日から12日にも生産を停止していた。

自動車部品の供給中断は、中国当局がコロナウイルスの感染拡大の危険性により2月9日まで中国国内の工業系企業の活動を停止するよう通達したことに関係している。

供給が再開しない場合、現代自動車と起亜自動車は、東南アジア諸国で部品を購入する用意があるという。

中国の新型コロナウイルス

中国当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

最新情報によると、中国での死者は1900人に近づき、回復したのは1万2500人以上、感染者は7万2400人を超えている。

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