シンガポール、新たな検疫規則を導入 違反した場合は禁錮も

シンガポール当局は、中国からの帰国者、入国者に対して新たな検疫規則を導入する。違反した場合は、最大禁錮6ヶ月、多額の罰金が科されるほか、外国人は国外退去となる可能性もある。シンガポール紙ザ・ストレーツ・タイムズ が、同国のローレンス・ウォン国家開発相を引用して報じた。
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ザ・ストレーツ・タイムズによると、これまでも中国からの帰国者は全員、自宅に14日間とどまることが義務付けられていたが、短時間であれば外出が認められていた。

だがシンガポール労働省によると、この度、14日間にわたって外出が禁止され、食料やその他の生活必需品の購入は「一緒に住んでいる家族や寮の友人、または宅配サービスに頼む」ことになる。

ウォン国家開発相によると、自宅待機中に外出した場合は、感染症に関する法律に従って責任を負い、最大6ヶ月の禁錮刑や、最大1万シンガポールドル(約7200米ドル)の罰金が科される可能性がある。また、外国人が違反した場合には、解雇や国外退去となる可能性もあるという。

新たな規則は、現地時間2月18日23時59分に施行される。

中国の新型コロナウイルス

中国当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

最新情報によると、中国での死者は1900人に近づき、回復したのは1万2500人以上、感染者は7万2400人を超えている。


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