同財団の措置によると、今大会で出走予定だった一般ランナーには、規約に基づき参加料の返金は行わない。そのかわり、一般参加者に2021年大会の出場権を与えるものの、エントリーする場合は参加料の入金が別途必要としている。
日本経済新聞によると、同財団の判断に理解を示す一般ランナーもいれば、参加料の返金なしに納得がいかない人もいるという。小池百合子都知事は17日、一般参加者に経済的補償を検討する意向を発表し、今後詳細を決定する見通しを示した。
毎日新聞によると、3月8日にも東京五輪代表選考を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンが開催され、エリート選手と一般ランナーが参加する。大会事務局は現在、東京マラソン財団と情報交換をしており、今後、対策等を発表するとしている。
中国の新型コロナウイルス
中国当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。
専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。
東京マラソン 一般走者の参加不可 名古屋ウィメンズマラソンにも影響
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