米国務省、日本から新型コロナウイルス感染の米国人らの移送を主張=メディア

米国務省とドラルド・トランプ大統領行政府の高官らは、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の助言にも関わらず、新型コロナウイルスの感染が広がったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた米国人の感染者らを帰国させると表明した。情報筋を引用し「ワシントン・ポスト」紙が報じた。
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17日、米国政府は、日本に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」からの米国人の退避を終了した。日本の防衛省によれば、横浜港のクルーズ船から東京の空港に340人の米国人が退避のため移送された。米国へ到着した際、彼らは14日間の健康管理期間に置かれることとなった。新型コロナウイルスの感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で40人の米国人の発症が確認されている。彼らは日本で入院を行い、退避とはならなかった。さらに14人の米国人が空港への退避の移動の際に新型コロナウイルスの感染が確認され、他の乗客たちから遮断するため、帰国用の航空機内の特別区域に隔離された。

新聞によれば、米国政府では感染が確認された14人の乗客への対応で激しい議論が行なわれたという。CDCのスタッフらは、隔離にも関わらず、いずれにせよ感染者らはウイルスを拡散するおそれがあり、健康な乗客と一緒に移送すべきではないと主張した。

結果的に米国務省は自身の主張を通した。しかし、ワシントン・ポスト紙によれば、CDCのスタッフらは、感染した乗客らの帰国を報じたプレスリリースから同センターを除外することを要求した。


中国の新型コロナウイルス

中国当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

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