北極点周辺では、通常とは違って安定した低圧部が確立されているため、風が地球最北で循環し、南の地域に流れないという。
米国では、全国で気温が20世紀の平均よりも3℃高くなっている。この傾向が2月29日まで続いた場合、今冬は「過去141年の米国の観測記録において、シーズンのグローバルな最大値を記録する」という。
ロシアでも暖冬が主要ニュースの一つとなっている。首都モスクワでは1月、平年よりかなり暖かい期間が続いたため、テントウムシや蝶が目をさました。またモスクワでは1月下旬、気温が平年より11~12度高くなり、4月のような気候になる見通しだと報じられた。