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ベトナムで生きているドナーから四肢移植 世界初【写真】

ベトナムで、生きているドナーから腕を移植する世界初の手術が行われた。ハノイの108号中央軍医病院が発表した。25日、ベトナム人民軍機関紙「クアンドイ・ニャンザン」が報じた。
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108号中央軍医病院のマイ・ホン・バン院長によると、手術が行われたのは1月21日。患者は、ハノイ出身の男性(31)で、現在、積極的なリハビリを受けており、手と腕の機能は徐々に回復しているという。

患者の男性は2016年に労災に遭い、左腕を骨折、腕が大きく変形する重傷を負った。傷の治癒が不可能だったため、前腕の切断を余儀なくされた。

ドナーも同じく仕事中にケガをし、重度の負傷と血液中毒の恐れにより、腕を切断せざるを得なかった。

医師らは、切断された腕の一部は健康であり、他の患者への移植に使用できる可能性があることに注目した。

主任執刀医のグエン・テ・ホアン氏によると、これまでに世界では89件の四肢移植手術が行われたが、四肢はすべて脳死ドナーから提供されたものだった。108号中央軍医病院で行われた手術は、生きたドナーから四肢を移植する世界初の手術となった。

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