咳をしていたイラン衛生医療教育省の副大臣、新型コロナウイルス感染が確認

イラン衛生医療教育省の副大臣が新型コロナウイルスの検査で陽性であることが確認された。25日、半民半官企業であるイラン労働通信(ILNA)が報じた。
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国営テレビのインタビューでイラン衛生医療教育省の報道官は、「イラン衛生医療教育省のイラジ・ハリチ副大臣が感染し、現在、検疫期間に置かれている」ことを明らかにした。

新型ウイルス 中国本土以外の国や地域で感染者2400人超、死者37人
また同省は、「この間、新型コロナウイルスへの対応で指揮をとっていたイラン衛生医療教育省副大臣であるハリチ博士は、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が確認された」とツイッターでコメントした。

この日、イランの新型コロナウイルスCOVID-2019の感染者数が95人に達し、15人が死亡したと発表された。

前日にはハリチ副大臣とアリー・ラビーイー政府代表が出席した記者会見が開かれ、その際に同副大臣の咳をする姿が何度か見受けられた。


中国の新型コロナウイルス

中国当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

最新情報によると、中国の国家衛生健康委員会は25日、新型コロナウイルスによる肺炎で新たに71人が死亡し、死者数が2663人に達したと発表した。新たな感染者は508人にとどまり、中国全土の感染者数は7万7658人となった。完治して退院した人の数は2600人増えた。

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