ブチェリニコフ副学長によれば、現在、長距離飛行プログラムで教練を受けている唯一の女子大生というのはエカテリーナ・プチェラさん。エカテリーナさんの家は代々パイロットを輩出してきた。ブチェリニコフ副学長は、エカテリーナさんは成績優秀で卒業すれば、ロシア長距離飛行の女性パイロット第1号になると語っている。
長距離飛行を行うのは主に核のトライアド(3本柱)の空の構成要素である戦略爆撃機のTu-160 とTu-95МS、そして長距離爆撃機のTu-22М3。
女子学生らはあらゆる種類の戦闘機の操縦プログラムを学ぶ。
2017年、ショイグ国防相はクラスノダール高等軍事航空学校への女子学生の入学を認める決定を出した。学生らは最初は軍事輸送機に特化した操縦を学んだ。
2020年春、2年生、3年生の女子らは初の飛行訓練に取り組む。
セロフ記念クラスノダール高等軍事航空学校は、国内では唯一のロシア航空宇宙軍の軍事パイロット養成校。