イスラエルは占領地域のゴラン高原から国境地域に展開するシリア軍に対してミサイル攻撃を行った。攻撃はアル・クナイティラのほか、カフタニヤやフリヤといった村落にも加えられ、あわせて3人のシリア兵が負傷した。
イスラエルは主に爆撃機で首都ダマスカスを空爆しており、ゴラン高原付近のイラン領を攻撃することは珍しい。
イスラエルは1967年の6日間戦争により、シリア領だったゴラン高原を占領。1981年には占領地域を一方的に併合した。ゴラン高原の帰属はイスラエルとシリアの間で深刻な問題となっており、シリアで内戦が勃発するまではたびたび交渉が行われていた。
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