カムチャッカ半島クリュチェフ火山 周辺地域に灰積もる

カムチャッカ半島のクリュチェフ火山の火山灰が、近隣のウスチ・カムチャツキー地区クリュチ村にあるスレドニ火山を含む周辺地域を覆った。火山地震学研究所広報が伝えた。
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3月2日(月)クリュチェフ火山で少量の灰分を含む蒸気ガスの放出が確認された。ガス放出の高さは約6km。風向きを考えると放出は火山から西方向に広がっている。

同研究所広報によると、研究員はクリュチェフ火山の活動モニタリングを常時行っている。昨年から始まった噴火は増えているが、通常よりはスピードはかなり遅いという。火山は2019年11月から燃えているが、活動ピークには達していない。

クリュチェフ火山は高さ4800メートル、ユーラシアの火山で最も高い活火山。山齢は約7千年と推測されている。

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