書評ブログでネット中傷 標的の13歳少年に作家、有名人らからエール 

英サウス・シールズに住む13歳のカルム・マンニング君はインスタグラムで自分が読んだ本の短い書評ブログをつけていた。ところがこれに気付いたクラスメートらが、カルム君を中傷し始めた。英ガーディアン紙が報じた。
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カルム君が読書ブログをつけ始めたのは1週間前。この間に『ハリー・ポッター』、『氷と炎の歌』、スティーヴン・キングの本、シェークスピアの『ロミオとジュリエット』、『シャーロックホームズ』から果てはドストエフスキーの『罪と罰』まで実に様々な本を書評した。カルム君はそれぞれの本について自分なりの読書感想を一二行にまとめている。

たとえば、ステファニー・メイヤー著『トワイライト』については次のような書評。

「巷での評価とは異なるが、これは見事な本だ。」

またNetflixの映画化で一躍有名になったキャロライン・ケプネス著の『YOU』 については、カルム君はこんなレビューを書いている。

「今、この本を読んでいる。これは素晴らしい。シリーズ物より本の方がいいと思う。シリーズもまた良作だけど。もし怖い話を探していて、スティーヴン・キング以外の本を読みたいときはこれをお勧めする。」

この読書ブログに気づいたクラスメートらは、カルム君のネット中傷を開始した。カルム君の姉のエリスさんはこの展開をツィッターに次のように書きこんだ。

「子どもがこれだけひどいことができるなんて、どうしても信じられない。弟はインスタグラムに自分が読んだ本の感想をつけていたの。ところが弟の通い始めた新しい学校の子どもたちがこれを知り、グループチャットを開いた。それを『バカ』と名付けて、弟を加えたんです。全部のメッセージを弟が目にするために。」

カルム君の姉のポストはミームと化した。ガーディアン紙がニュースに取り上げた時点でカルム君の姉のポストは18万8千回もの「いいね」を集め、リツィートは2万4千を超えている。有名人や書店の店主らがカルム君にエールを送った。カルム君を励まそうと、メッセージを送った中には英児童文学者のマロリー・ブラックマン氏、米作家で『YOU』 の著者のキャロライン・ケプネス氏、女優のジャハンナ・ジェームスさん、スウェーデン人サッカー選手マリン・アンデルソン氏、英作家でジャーナリストのマット・ヘイグ氏などの名前が挙げられている。

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