NASAが発表 潜在的な危険を有する小惑星が地球に接近

潜在的な危険性を有し直径が最大4キロとなる小惑星が4月末に地球に接近する。この小惑星との距離は地球にとっては安全なものだという。CNNは米航空宇宙局(NASA)の発表として伝えた。
この記事をSputnikで読む

クフ王のピラミッドの大きさの小惑星が地球に接近
研究者らの計算によれば、小惑星No52768(1998OR2)がもっとも地球に接近するのは4月29日で、その際の距離は629万キロメートルとなる。これは月までの距離の16倍以上となる。小惑星の半径は1.8キロから最大4.1キロとなる。

小惑星は、その飛行の進路が地球の軌道を横切るということから、潜在的な危険となっている。小惑星は太陽周辺を3.68年かけて旋回する。

潜在的に危険な小惑星の地球への接近は稀ではない。2月中旬、NASAは直径440メートルから最大990メートルの天体No163373について発表した。この天体は、月までの15倍以上の距離で地球に接近した。

関連記事

コメント