「72年間、タイム誌は『マン・オブ・イヤー』を発表してきた。いくつかの例外を除いて通常は大統領や首相、経済界の大物など、男性が選ばれた。これまでの全期間で世界中に影響を与えた人々だったといえる」と編集記事は指摘、「1999年に『マン・オブ・イヤー』は、『パーソン・オブ・イヤー』に変更となり個人が対象となった。しかし、考え方が変えられても、取り上げられる主人公はこれまでと同じだった。『100人の女性』プロジェクトでは、私たちは目立たないながらも世界に影響を与えた女性たちに出会うことができる』
「100人の女性」のリストには、日本からは、日本人初の国連難民高等弁務官として、世界の紛争地に赴き、難民の支援に取り組み続けた緒方貞子氏が選ばれた。緒方氏は、1991年から2000年まで国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のトップとして世界の難民問題に対処した。
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