まるで人間みたい:ドイツ写真家、生き生きとした犬の表情を 【写真】

ドイツの写真家、エリカ・フォゲリサングさんは犬のポートレートシリーズを披露した。それぞれの性格がとても繊細に表れている。写真の中の犬は表情豊かでまるで人間のようだ。
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フォゲリサングさんの作品にはどんな人も惹きつけられてしまうだろう。このレベルに至るまで彼女は長い時間をかけて研究し、独自の手法を身に着けた。

フォゲリサングさんが写真を撮るようになったのは人生で辛い時期だったと言える。彼女は認知症の姑の介護をしていた。ほぼ同じ時期に夫が動脈瘤破裂により昏睡状態に陥ってしまった。苦しみから気がおかしくならないよう、少し気晴らしができるよう3匹の愛犬の写真を撮るようになった。

徐々にフォゲリサングさんの写真は趣味の域を超えていく。彼女はプロのフォトグラファーになった。また重要な人道援助プロジェクトにも参加している。モロッコ、スペインや他国に赴き、路上や収容施設で犬の写真を撮っている。

フォゲリサングさんは、野良犬を撮るのが一番難しいと語る。飼い主のいない犬は命令が分からず、その場にじっとしていないからだ。「その犬に合わせて、こちらのテクニックもどんどん新しくなる」と語った。

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