米国 備蓄石油の放出を停止 市場動向にそぐわないと判断

米国は市場の動向を鑑み、石油備蓄の販売を停止した。米エネルギー省のジェス・ジマンスキー報道官が明らかにした。
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ジマンスキー報道官は「世界の石油市場価格が昨今大幅に変動していることを受けて、米エネルギー省は以前に発表していた戦略石油備蓄(SPR)の放出停止を決めた。放出は備蓄施設の維持と改修工事用資金を集める目的で計画されていた。現在の石油市場を考慮した場合、今は売り時ではない」と述べている。

2月末、同省は2020年は石油備蓄から最高で4億5千万ドル分を販売する意向を表していた。

2月9日、ブレント原油価格はほぼ30%も急落している。

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